ダム水源地情報



「とうわメダカの里」の活動が、社団法人日本水環境学会から「平成23年度水環境文化賞」を受賞しました。(岩手県・ 田瀬たせダム)

NPO法人イーハトーブ里山水棲生物保存会
 佐井 守

    
   
  NPO法人イーハトーブ里山水棲生物保存会が「平成23年度水環境文化賞」を受賞▲  

 

 平成24年3月14日(水)〜16日(金)に、東洋大学白山第2キャンパスで開催された「第46回日本水環境学会年会」にて、ダム水源地域サポート事業から支援を受けながら進めている当会の取り組みが、「平成23年度水環境文化賞」を受賞いたしました。
 平成11年に“ふるさとのメダカを守りたい”という想いから始まった取り組みが、このような形で表彰されたことは、望外の幸福であり、光栄の極みと感じており、今まで活動を支え続けてくれた地域や多くの方々がいたからこそだと確信しています。
 この場を借りて、当会員ならびに関係者一同、心から感謝申し上げます。今後はこの表彰を心の支えとして、この活動を続けていきたいと考えています、誠にありがとうございました。

 水環境文化賞は、水環境の保全・創造に関する社会・文化活動が顕著である団体または個人に送られるもので、平成23年度は、当会NPO法人イーハトーブ里山水棲生物保存会(岩手県花巻市)と、紫川を愛する会(福岡県北九州市)の2団体が表彰されました。

 

 表彰式では「水環境文化賞」のほか、地域の水環境保全・創出に貢献した小・中・高校生に贈られる「みじん子賞」、年会優秀発表賞(クリタ賞)や、年会学生ポスター賞(ライオン賞)、国際招聘賞(JSWE−IDEA Water Environment International Exchange Award)が表彰されました。


 第46回日本水環境学会年では、「特別講演会」や「研究発表(一般講演・ポスター発表)」が開催されたほか、同会場にて「水質計測・水処理技術展2012東京」や「全環研協議会研究集会」が併催され、さまざまな水環境にかかわる情報や技術などについての情報交換が行われていました。
 
 懇親会では、全国から集まった研究者や技術者、大学関係者や学生が交流しました。


     
  ▲表彰式
  ▲水環境にかかわる情報交換   ▲懇親会







「第41回湯山温泉桜まつり」満開のサクラが歓迎 (熊本県・ 市房いちふさダム)


水上村観光協会

     

   
  第41回湯山温泉桜まつり▲  


木ん馬レース
  水上村の第41回湯山温泉桜まつりの本まつりが4月1日に開催され、例年の倍にあたる約5万人の来場者で大盛況を収めました。
  市房ダム湖周辺のサクラは、3月22日に開花。その後も暖かい日が続き、本まつりに合わせるかのように満開を迎えました。

 午前中は、紅白の祝いもち投げなどに続き、メーンイベントの一つ、木ん馬レースがあり、男女合わせて11チームが5人1組のタイムレースを競いました。
 木ん馬レースとは、50メートルのレールに乗せた長さ3メートル、直径18センチのスギの丸太を押して往復する競技。重さは、男性1トン、女性600キロ。優勝チームには、男女それぞれ5万円の賞金を獲得できるとあり、どのチームも必死の形相でした。ほとんどの参加者が、競技終了後はその場で仰向けになるなど、競技の過酷さをものがたっていました。
 午後からは、八代亜紀さんの歌謡ショーも行われ、多くの人が、八代さんの歌声に魅了されていました。

 また、前日の3月31日には、「日本一の桜の里健康マラソン大会」が開かれ、過去最多の1123人が健脚を競いました。 最高齢は87歳、北海道からの参加者もあり、満開の桜並木の中を走ることについて「こんなにきれいなサクラに出会ったのは初めて」 と喜んでいました。

     
  ▲日本一の桜の里健康マラソン大会のスタート
▲満開の桜並木の中を走る   ▲市房ダム湖畔を走る
     
  ▲多くの来場者が観戦
  ▲多くの来場者で賑わう   ▲水上村の町並み




第二浜田ダム「定礎式」 (島根県・ 第二浜田 だいにはまだダム)


島根県土木部
河川課 河川開発室

     

   
  第二浜田ダム「定礎式」礎石搬入▲  

 島根県が浜田市河内町、三階町地内で建設を進めている第二浜田ダムの「定礎式」が、平成24年4月23日、現地において、溝口知事ら約200名が出席して盛大に執り行われました。

 式典では、礎石搬入に先立ち浜田川源流の雲城山から採取した清水による「清めの儀」を行い、それに 続いて溝口知事の揮毫きごうによる重さ150kgの礎石が、木遣り唄が朗々と響くなか、県及び施工業者職員に より力強く運び込まれ、「鎮定ちんていの儀」、「斎鏝いみごての儀」、「斎槌いみづちの儀」か らなる「定礎の儀」へと進みました。
 その後、礎石のまわりに地元の三階小学校児童49名の想いが書き込まれたメモリーストーンが置かれ、 知事と小学生の合図によりクローラダンプからコンクリートが投入され無事埋納されました。最後に、出席者全員による万歳三唱で定礎を祝し式典が終了しました。

 本体工事は本格的な建設段階に入りますが、引き続き安全で適正な工事の執行や品質確保を徹底しなが ら、平成27年度末の完成を目指して鋭意整備を進めてまいります。


>>島根県 第二浜田ダムホームページ

     
  ▲式辞(知事)   ▲ 納された礎石とメモリーストーン   ▲礎石埋納(コンクリート投入)






「地域に開かれたダム」要望活動、全国連絡協議会 総会を開催しました。


「地域に開かれたダム」全国連絡協議会事務局
宮城県登米市 建設部土木管理課

     

   
  「地域に開かれたダム」全国連絡協議会 総会▲  

総会風景
水管理・国土保全局日原次長に要望書を提出
 

 平成24年5月11日、「地域に開かれたダム」全国連絡協議会の総会が都内で行われ、国土交通省 水管理・国土保全局 関 克己局長をはじめに、関係部局に「地域に開かれたダム」の利用促進に関する要望が行われました。

 「地域に開かれたダム」は、地域の自然的、社会的条件等を勘案し、ダム本体、ダム湖及び周辺区域の整備等に関する事業を計画的かつ一体的に推進することにより、当該地域の自然環境、レクリエーションその他の機能を高め、ダム本体、ダム湖及び周辺区域の利活用を促進し、地域の活性化を図ることが適当と認められるダムとして、平成4年度に設立されました。

 現在、全国で46ダムが「地域に開かれたダム」の指定を受けています。財政的に厳しい状況が続くなか、ダム周辺整備施設の利用促進を国と地方自治体、住民が一体となって、有効かつ効率的に行われるための活動、協議を行い、さらなる地域活性化に結びつけていくことを今回の協議会で確認しました。


 

 






「ICOLD京都大会」にお越しの皆様!
       
        ダムの写真等を展示出展します。


ダムマニア
宮島咲

 ICOLD京都大会において6月4日(月)〜8日(金)、財団法人日本ダム協会ご支援のもと、ダムファンから見たダムの魅力をお伝えするブースを持たせて頂くこととなりました。
 専門家ではないダムファンが制作した、ダムに関する様々なアイテムが勢揃いです。

 構造物としてのダムの魅力を感じてみませんか?


■開催場所
  国立京都国際会館
  ICOLD京都大会 (財)日本ダム協会ブース内

■展示品 
 ・ダムファンが撮った美しい&カッコイイダム写真
 ・全国のダム位置を地図に埋め込んだ「DamMaps 」
 ・ダムファンが制作した写真集や書籍の展示
 ・ダムカード ・ダムカレー
 ・ダムファンの歴史展示 など

>>2012年ICOLD京都大会 ホームページ




 尚、開催期間中は同会館の本館1階「レストラン グリル」において、期間限定「特製チキンダムカレー」が特別提供されます。是非味わってみてはいかがでしょうか。 引き続き、来月号にてご報告ICOLD京都大会のご報告を掲載させて頂きます。(ダム広報センター)



生涯を台湾の水利事業に捧げた日本人「八田與一はったよいち 展」が開催されました


(財)ダム水源地環境整備センター
ダム広報センター

   
  ロビーの八田氏銅像▲  

八田氏肖像画とポスター
開催状況

 平成24年5月9日(水)〜24日(木)の期間に、「八田與一展 〜台湾を愛した日本人〜」が、都内(台北駐日経済文化代表処)で開催されました。
 八田與一氏は、石川県金沢市に生まれ、東京帝国大学で土木工学を学んだ後、1910(明治43)年、24歳の時より台湾で衛生事業、水利事業に携わり、その生涯のほとんどを台湾での土木事業にささげた人物です。
  当時不毛の地と呼ばれた台湾南部の嘉南平野の水利事業にあたっては、「灌漑工事は利用する農民のためにするものだ」という思想のもと、大規模な灌漑工事を提案しました。

  当時アジア最大の規模を誇る 烏山頭うさんとうダムと、全長16,000kmに及ぶ灌漑用の水路網を、自ら先頭に立ってこれらの難工事に挑み、「 嘉南大かなんたいしゅう」と呼ばれる水利施設を完成させました。
  さらに氏は、工事後に人々が効果的に土地を利用できるよう、全区域を三つに分け、水を必要とする時期が異なる3種類の作物をそれぞれ栽培させることにより1/3の水量で済む「三年輪作給水法」を取り入れ水不足問題を解決するとともに、営農方法を指導し、嘉南平原を150,000haの台湾最大の穀倉地帯に生まれ変わらせました。

  この偉大な水利事業の実績を称えられ、八田與一氏は「嘉南大の父」と今でも呼ばれています。このような敬意の念は単に事業の功績によるものだけではなく、台湾人や日本人といった分け隔ての無い誠実な人柄からも大きく、その後の台日関係に大きな絆となりました。

  昨年、台南市に設立された「八田與一記念公園」の開会式で台湾の馬英九総統は、八田の功績を評価し、「記念公園が台湾と日本の新たな歴史の始まりとなることを望む」と呼びかけました。
  今年は八田與一氏が亡くなってから70周年にあたる節目となります。八田與一氏がつないだ台湾と日本の「絆」の大切さを理解し、今後の交流がさらに拡がることを願っています。
 丁寧なご説明を頂きました台北駐日経済文化代表処 王秘書には、この場を借りてお礼申し上げます。


【烏山頭ダム諸元】
型式 ロックフィルダム
堤高  185尺  56m
堤頂長  700間  1,273m
堤頂幅  30尺  9m
堤底部幅  1,000尺  303m
湛水面積  11,000尺2  10km²
最大貯水量  60億尺3  170百万m³

>>構造概要図(PDF)





試験湛水中のダム(国土交通省所管) 平成24年6月

国土交通省 水管理・国土保全局

ダム名 管理者 ダム湖名 河川名 型式 所在地 堤高 堤頂長 堤体積 集水面積 湛水面積 総貯水容量 有効貯水容量
m m 千m³ km² km² 千m³ 千m³
大山おおやまダム 水資源機構   筑後川水系赤石川 重力式コンクリート 大分県日田市大山町西大山 94.0 370 550 33.6 0.60 19,600 18,000
湯西川ゆにしがわダム 国土交通省   利根川水系湯西川 重力式コンクリート 栃木県日光市西川地先 119.0 320 1031 102.0 1.98 75,000 72,000
辰巳たつみダム 石川県   犀川水系犀川 重力式コンクリート 石川県金沢市相合谷町 51.0 195 146 77.1 0.42 6,000 5,800
大門だいもん ダム 奈良県   大和川水系実盛川 重力式コンクリート 奈良県生駒郡三郷町立野地内 35.4 122 30 0.6 0.03 177 148
当別とうべつ ダム 北海道   石狩川水系当別川 台形CSGダム 北海道石狩郡当別町字青山十万坪 52.0 432 814 231.1 5.8 74,500 66,500
大滝おおたき ダム 国土交通省   紀の川水系紀の川 重力式コンクリート 奈良県吉野郡川上村大字大滝 100 315 1,030 258 2.44 84,000 76,000
本河内低部ほんごうちていぶダム 長崎県   中島川水系中島川 重力式コンクリート 長崎県長崎市本河内町 27.8 118.8 32 0.8 0.05 607 577