水源地紹介

九頭竜湖・麻那姫湖 (九頭竜ダム・真名川ダム)  福井県大野市

2008.08、09掲載

 

▲九頭竜湖

▲麻那姫湖


●イベント
・七間朝市開き(3月)
・大野さくらまつり(4月)
・越前大野春の小京都まつり(4月)
・荒島岳山開き「芽吹祭」(5月)
・九頭竜新緑まつり(5月)
・七間朝市山菜フードピア(5月)
・越前大野名水マラソン(5月)
・九頭竜自然樂校(7月)
・おおの城まつり(8月)
・九頭竜紅葉まつり(10月)
・三大朝市物産まつり(10月)
・越前大野小京都物産五番まつり(11月)
●おみやげ
・上庄里芋
・中野なす
・越前そば
・嵐かぶら
・越前おろしそば
・穴馬スイートコーン
・穴馬かぶら
・昇竜まいたけ
・大野産コシヒカリ
・とんちゃん(ホルモン焼き)
・地酒、山ぶどうワイン
・けんけら
・水引細工
・草木染め
●交通
⇒九頭竜湖
(電車)
・JR越美北線九頭竜湖駅から徒歩10分
(車)
・北陸自動車道福井ICから国道158号線で約70分
・東海北陸自動車道白鳥JCTから中部縦貫自動車道、国道158号線で約30分

⇒麻那姫湖
(車)
・JR越美北線越前大野駅から国道157号線で約30分

2008.08掲載


九頭竜湖(九頭竜川ダム)・麻那姫湖(真名川ダム)  福井県大野市
  ~7月26日27日森と湖に親しむつどい2008九頭竜湖・麻那姫湖サマーフェスタ開催!!~

福井県 大野市秘書政策局総合政策課長 田中雄一郎


 【四季彩る九頭竜湖】

 九頭竜ダムは、福井県の北部を流れる九頭竜川の上流部に位置するロックフィル式ダム(堤高128m、総容量353百万m3)です。昭和39年に着工、昭和43年に完成し、治水と発電に利用されています。
 ダム湖である九頭竜湖は春の桜、夏の深緑、秋の紅葉、そして冬の雪景色と四季それぞれに訪れる人々を愉しませてくれます。また、湖に架かる吊り橋「箱ヶ瀬橋」は瀬戸大橋のプロトタイプとして建設されたもので、通称「夢のかけはし」として親しまれています。

▲夢の架け橋と万本桜


 【伝説の麻那姫湖】

 真名川ダムは、九頭竜川の支流、真名川の上流部に位置するアーチ式コンクリートダム(堤高127.5m、総容量115百万m3)です。昭和42年に着工、昭和54年に完成し、治水と発電、灌漑用水などに利用されています。
 ダム湖は、流域に住んでいたとされる「麻那姫」が干ばつによる村の危機を救うために雨を求めて竜神に身を捧げたという伝説から「麻那姫湖」と名づけられています。湖上流部には、広大な敷地に芝生広場やテントサイト等のある青少年旅行村が整備され、アウトドア・レクリエーションエリアとなっています。

▲麻名姫像     


 【北陸の小京都大野市】

 ダムのある大野市は、日本百名山のひとつ荒島(あらしま)岳(だけ)や名水百選の御清水(おしょうず)に代表される多くの湧水池など豊かな自然に恵まれており、夜空がきれいなことから星空の街にも選定されています。また、市街地はその歴史的な風情や京都を模した碁盤の目の町並みから北陸の小京都とよばれ、朝市が立つなど情緒ある城下町が残されています。
 7月26日27日に当市にて「森と湖に親しむつどい2008九頭竜湖・麻那姫湖サマーフェスタ」が開催されます。ぜひご来場ください。

▲朝市


▲ 民間団体による自然体験 ▲ 秋の里「青少年旅行村」 ▲上庄さといも ▲九頭竜紅葉まつり ▲半夏生さば ▲銘菓けんけら


2008.09掲載


森と湖に親しむ旬間全国行事 つどいを終えて

国土交通省 河川局 河川環境課 流水管理室



▲流木工作コーナー


▲ トロッコ列車試乗体験


▲もりみずカップ2008 サッカー大会
 7月26日、27日に、「森と湖に親しむ旬間」の一環で「森と湖に親しむつどい2008」が、福井県大野市にある九頭竜国民休養地をメイン会場として、九頭竜ダム、真名川ダム等をサブ会場として「楽しもう! 学ぼう! 伝えよう! 九頭竜の森と湖で」の開催テーマのもと行われました。
  
 福井県大野市は、九頭竜川の洪水対策及び電力供給を目的とした九頭竜ダム(昭和43年完成)と昭和40年の奥越豪雨を契機として建設された真名川ダム(昭和54年完成)、これらの多目的ダムと発電ダム合わせて8つのダムの水源地で、ダム下流の大野盆地に市街地を形成し、古くから奥越の政治経済の中心として栄え、特に大野盆地の豊かな地下水によって「名水のまち」として親しまれています。
  
 7月26日、九頭竜ダム直下の九頭竜川左岸にある「九頭竜国民休養地」広場に設けられたメイン会場のステージでは、開会式に先立ち永平寺町の「天竜太鼓」の演奏が披露され、午前10時より、全国行事の一つである「森と湖のある風景画コンクール」金賞受賞者の表彰や同じく全国行事である「花・人みどり水源地域活性化大賞」の表彰をはじめとするさまざまなイベントが行われたあと、現地実行委員会副会長の東村福井市長による開会宣言が高らかになされ、開会しました。
 開会式終了後、大野市文化会館に場所を移し、シンポジウムが開催されました。
 
 
 最初に行われた子供フォーラムでは、「九頭竜川の『森』『湖』『ダム』と九頭竜川流域に暮らす私たちのかかわりを探そう」と題して、九頭竜川沿川の六つの小学校による発表が行われました。その中で、事前の実践活動の中で見つけた地域の貴重な自然や生き物などの資源について発表し、それらを育んだ森や湖、川などについての提言がなされ、水源地域の素晴らしさ、水資源の大切さを未来に伝えていく方策が発表されました。

 続いて「九頭竜川の水源から地球を考える~九頭竜川流域の水文化から学ぶもの」をテーマとしてコーディネーター松田輝雄氏(キャスター・元NHKエグゼクティブアナウンサー)と5名(山田 正氏(中央大学理工学部土木工学科教授)、有塚 達郎氏(特定非営 利法人ドラゴンリバー交流会理事長)、水上 聡子氏(アルマス・バイオコスモス研究所代表・ 地域計画連合福井ワーキングルーム代表)、 坂本 均氏(ノーム自然環境教育事務所代表)、三輪準二氏(国土交通省近畿地方整備局福井河川国道事務所長))のパネリストによるパネルディスカッションが行われました。
 
 パネリストから、「川は危ないと遠ざけるのではなく、もっと人に集まって欲しい」、「日本の治水文化を広く伝えるべきだ」などの意見が出され、過去に福井県を襲った豪雨災害も紹介され、来場者は、治水施設の恩恵を改めて認識している様子でした。
 
 
 2日間を通じて、ダム堤体内見学、ダム湖巡視船試乗、水源林探検ツアー等の催しや森や湖等に関するパネル展示、地元特産品販売などのブースが数多く並び、県内外から多くの方々が訪れました。
 2日目の午後は生憎の天候により途中で打ち切りとなりましたが、大きな事故もなく、無事終了致しました。


 今年度も森と湖に親しむ旬間にあわせて全国のダム等を中心にさまざまなイベントが開催され、多くの方々に訪れて頂きました。これを機会として、水源地域と下流域との交流が促進され、水源地域のさらなる活性化につながればと思います。また、今後も水源地域の皆さまと協力しながらダムや森林、水源地域の果たしている役割をさらに御理解頂けるよう努めて参りたいと考えています。