鶴田(つるだ)ダムのダムカードが新しくなりました! ~VR版ダムカード~

2023.1掲載
一般財団法人 水源地環境センター
研究第一部 最上 友香子

 鶴田ダムでは、昨年の11月1日より DX を用いた 国内初のダムカードの配布が行われています。

 配布開始以降、例年の5倍のペースで配布される人気ぶりとなり在庫が少なくなったことから、デザインを一新した鶴田ダムカードバージョン3.0の配布が昨年12月27日より開始されています。

新たに配布されている鶴田ダムカード バージョン3.0

国内初のVR版ダムカード

 国内初のVR版ダムカードは、カード裏面の二次元バーコードから仮想現実(VR) でダムのバーチャルツアーが楽しめるものとなっています。

VR機能つきのバージョン3.0のダムカード

鶴田ダムカード(VR版)の概要
出典:国内初!VR機能付ダムカードの配布を開始~ダムの探検が仮想現実で体験できます~
令和4年10月31日記者発表 九州地方整備局 鶴田ダム管理所 情報通信技術課

新たに配布されている鶴田ダムカード

 新たに配布されているダムカードは表面、裏面ともにフルモデルチェンジされており、勿論VRにアクセスするための二次元バーコードも記載されています。

 鶴田ダム周辺には、曽木の滝や奥薩摩のホタル舟をはじめ、温泉やレジャースポット、史跡の観光スポットがたくさんあります。

 ダムカードが新しくなったこの機会に、平成30年10月に竣工した鶴田ダム再開発事業でパワーアップした鶴田ダムの姿を見に行ってみてはいかがでしょうか。

新たなダムカードの裏面には鶴田ダムレンジャーが登場

鶴田ダムへのアクセス

鶴田ダムのインフラツーリズムの取組み

 鶴田ダムでは、国土交通省の施策であるインフラツーリズム魅力倍増プロジェクトの7つのモデル地区の1つとなっており、公共インフラを活用した観光に取り組まれています。

 昨年12月には、『大鶴湖(鶴田ダム湖)インフラツーリズム関係者会議』が設立され、コロナ禍でやや停滞していたインフラツーリズムの取組みが本格的に再開され、今後は周辺観光資源と連携した取組みが展開されるとのことです。

令和4年10月には鶴田ダム管理所公式Twitterが開設され、
情報発信を強化

令和4年12月に開催された
第1回 大鶴湖(鶴田ダム湖)インフラツーリズム関係者会議の様子