2019.04掲載
国土交通省東北地方整備局
鳴子ダム管理所
鳴子ダムの「すだれ放流」は、昭和32年ダム完成の翌年から行われています。
5月始めの雪解け水を利用し、ダム貯水池を最高水位にしてダム堤頂越流部に設置されている非常用洪水吐のクレスト8門から放流を行い、ダム施設の安全を確認するものです。
幅95m、高さ80mの巨大な滝のような流れがすだれのように見えることから「すだれ放流」と呼ばれています。半世紀以上にわたり行われている、今では鳴子温泉地域の春の風物詩で、大勢の人が訪れるイベントとなっています。
今年は5月2日~5日の4日間に、52回目となる「すだれ放流」が実施される予定です。
「2018年撮影」