10月号編集後記

 台風第15号が関東地方を直撃してから、1ヶ月足らずで最強台風19号が同じようなコースで日本列島に猛威を振るいました。被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
 氾濫域に住む身として、生まれて初めて荷物を2階に上げ、いつ避難するかをテレビとインターネットで真剣に情報収集した一夜を過ごしました。その中で、断片的な現場報道(氾濫している場所が不明)、統一性のない言葉の使い方(氾濫、決壊、越水など)、言葉足らずの説明(緊急放流)など、多くのテレビ局で同様なことが気になりました。
 ダムの関連では、「緊急放流」や「試験湛水中の八ッ場ダムの運用」が話題となっていますが、ダムが洪水調節機能を存分に発揮し、洪水被害の軽減に寄与していることが多くの人に正しく伝わることを願っています。

  さて、水源地ネットは毎月のはじめにアップすることを目指しておりましたが、今年度は5月の大型連休あたりから遅れだし、10月号に至っては月末のアップとなってしまいました。このため、次号は11月・12月の合併号として12月のはじめにアップする予定です。皆様の引き続いてのご支援をお願い申し上げます。