2022.11掲載
一般財団法人 水源地環境センター
研究第一部 真柄 圭、最上 友香子
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				 令和4年9月23日(金・祝) に、熊本県菊池市にある竜門ダムで『竜門ダムフェスタ ドラゴン夜市』が開催されました。コロナ禍で令和2年、令和3年は中止となっており、今年は3年ぶりの開催となりました。 竜門ダムは、国土交通省が指定する『地域に開かれたダム』に建設時より指定されており、ダム湖の利活用をさらに推進し、地域の活性化を図るため地域の創意工夫を生かすとともに、ダムを地域に開放して観光資源として活用する取組みが行われています。 本イベントは、令和4年1月に竜門ダムエントランス広場等が「都市・地域再生等利用区域」に指定され、より一層の活用が進められている『ドランゴンキャンプ場』を会場として『夜市』形式で開催されました。  | 
			
				 
				夜空に映えるドラゴンブランコ  | 
		
				大人気のダムのおなか探検竜門ダムフェスタの最初の目玉イベントである『ダムのおなか探検(ダム堤体内の見学)』は非常に人気で、当日の受付開始から30分足らずで満員になる盛況ぶりでした。 本レポートでは、イベント当日におなか探検を体験できなかった方にも、おなかの中の雰囲気を味わってもらうためにショートムービーを作成しましたのでご覧ください。  | 
			
				 おなか探検のショートムービー  | 
		
				 
				ダムの中の階段の長さにビックリ  | 
			
				 
				ダム直下でダムの迫力を体感  | 
		
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 参加者で賑わうエントランス広場  | 
			
				夕暮れ前から賑わうドラゴンキャンプ場夕暮れ前から竜門ダムには続々と人々が集まり、ステージでのライブや和太鼓演奏、ドラゴン夜市での飲食を楽しむ姿が見えました。 
 熊本県出身のアーティスト ニッキーボリバンさんのライブ  | 
		
				 
				「竜門ダム」やダムの水が供給されている  | 
			
				 
				30店舗以上が出店したドラゴン夜市  | 
			
				 
				飲食店のほか似顔絵の出店も  | 
		
				 
				ドラゴンブランコは順番待ちで長蛇の列に  | 
			
				 
				菊池市非公認キャラクター『きくちくん』の  | 
			
				 
				菊池市役所からのシャトルバスが運行され  | 
		
				大型スクリーンでの動画上映エントランス広場のステージ横に、大型スクリーンが設置され、運用開始から20周年を迎えた竜門ダムの今後の取組みや、ダム建設前の懐かしい風景が上映されました。  | 
			
				 
				エントランス広場に設置された大型スクリーン  | 
			
				 
				ダム建設前に利用されていた上半尺のバス停  | 
		
地域住⺠からの⻯⾨ダムエントランス広場及び流⽔公園を利⽤したキャンプ場を開設したいとの要望を受け、菊池市より「都市・地域再生等利用区域」の指定に関する要望が九州地方整備局へ出され、令和4年1月に「都市・地域再生等利用区域」に指定されました。
区域指定により、菊池市が占用主体になり民間事業者等と使用契約を結ぶことで、竜門ダムエントランス広場等を利用したキャンプ場の運営や、それに付随する飲食の提供などの店舗等による営業やイベントの開催などが可能となり、観光客誘致等への活用が期待されています。
				 
				都市・地域再生等利用区域図  | 
			
				 
				ドラゴンキャンプ場の利用状況  | 
		
運用開始から20周年を迎える竜門ダムでは『恵みに感謝、未来への絆』をテーマに、『竜門ダムフェスタ On The Web』特設サイトの開設や、20周年記念限定ダムカード配布等の新たな取組みを取り入れた情報発信が行われています。
『竜門ダムフェスタ On The Web』では、菊池ふれあいレガッタ大会や竜門ダムフェスタドラゴン夜市といったイベントの開催状況、おなか探検やコンジット放流の動画などのコンテンツを楽しむことができますので、ぜひアクセスしてみてください!
				 
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				ドラゴン夜市を見守る竜門ダム  | 
			
				 
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