国土交通省 東北地方整備局
岩木川ダム統合管理事務所
令和7年2月15日(土)、16(日)に津軽ダムにおいてスノーアートを制作し公開しました。スノーアート制作を始めて3年目である今年は、新たな取り組みとして公開期間を2日間としました。昨年度、制作と公開を1日限りで行いましたが、公開終了後に多くの来訪者があったため、今年度は制作日の翌日まで展望所を開放しました。今年度のスノーアートの題材は『ダム』をコンセプトとしており、ダムの形をベースに、中央に並んだひし形はダムからの放水を、六角形がコンクリートの持つ固さを、ダムの形の台形の周囲にある円は水の流れを、円以外の模様はダム周辺の山肌や草木をイメージしたものとなっています。公開2日間で238名の方々が来訪され、昨年に比べ約2倍の方々が来訪されました。
完成したスノーアート
仮設展望台から見学
また、地域のイベントである『乳穂ヶ滝氷祭(5年ぶりの開催)』は16日、『白神山地ビジターセンターふれあいデー』、『白神PEAKS』はスノーアートと同日に行われ、2日間のイベント合計で6443名の人出があり、西目屋村中が大変にぎわっていました。
家族連れでとても盛況だったふれあいデー
白神山地の食と体験ができる白神PEAKS
結氷状況で農作物の豊凶を占う乳穂ヶ滝氷祭
無病息災を祈りながらの護摩木の火渡り
次に、『津軽ダム 冬のライトアップ』を行いました。こちらは、『乳穂ヶ滝氷祭』に付随する『乳穂ヶ滝ライトアップ』に合わせて実施しました。開催期間は1月31日から2月16日までの17日間で16時30分から20時まで行いました。また、普段はダム堤体に投影している津軽ダムイメージキャラクターのペッカー君の動画を真っ白い雪のキャンバスとなったダムパーク内の斜面に投影しました。今年度は大雪で堤体も周囲もたっぷりの雪に囲まれ、とても綺麗に投影されました。
鮮やかにレインボーカラーで発色しています
堤体が雪で白いので普段と違った色合いです
近くで見ることができるので大迫力でした
幻想的な乳穂ヶ滝ライトアップ
例年同時開催している浅瀬石川ダムのライトアップはダム堤体照明設備の更新工事のため中止となりましたが、新しい照明設備となったため、春からはパワーアップしたライトアップをお見せすることができそうです。
どうしても来訪者が少なくなる冬期間に少しでも地元の活性化に貢献したいという思いで企画されているライトアップとスノーアートも無事おわり、年度内のイベントを完遂することができました。
この記事を見ている方で少しでも気になった方は一度来ていただければと思います。