三重県県土整備部河川課
令和8年3月21日(土曜日)、三重県で建設中の鳥羽河内ダムの本格的な築造にあたり、三重県鳥羽市立加茂中学校体育館において、清められた礎石をダム本体に納め、ダムの安泰と永久堅固を祈願する「定礎式」を執り行いました。
鳥羽河内ダムは三重県鳥羽市河内町に建設中の治水専用の重力式コンクリートダムで、現在堤体コンクリートの打設を進めています。
当日は国会議員、関係市町村首長、県・市議会議員、地元関係者、工事関係者ら約100名にご臨席賜りました。
式典は県土整備部長による開式の辞で始まり、主催者を代表して三重県知事が主催者挨拶を述べました。続いて、出席代表者の皆様よりご祝辞を賜り、志摩建設事務所長が工事概要及び工事経過報告を行いました。その後、鳥羽九鬼水軍太鼓保存会の皆様による勇壮な和太鼓演奏が披露され、式典に華を添えました。
今回の定礎式でダム堤体に埋納する礎石には、この令和8年3月をもって閉校となる、会場の鳥羽市立加茂中学校の卒業生の皆様に文字を揮毫していただきました。式典では生徒代表のお二人が登壇し、礎石の揮毫について紹介しました。
その後、礎石をダム本体へと納める「定礎の儀」が厳かに執り行われ、ダム建設現場と中継を繋いだ礎石埋納の様子が体育館のスクリーンに映し出されました。続いて、くす玉開披とダム式万歳による万歳三唱で工事の完遂と地域の発展を参加者全員で祈願しました。最後に、施工者代表より挨拶があり、県土整備部長の閉式の辞をもって式典は滞りなく終了しました。
三重県として、引き続き地域の皆様のご理解とご協力を賜りながら、安全管理を徹底し、鳥羽河内ダムの一日も早い完成を目指して事業を着実に推進してまいります。

加茂中学校の卒業生に揮毫いただいた定礎石

三重県知事による主催者挨拶

鳥羽九鬼水軍太鼓保存会の皆様による和太鼓演奏

礎石の揮毫について紹介する加茂中学校の生徒代表

鎮定の儀
設置された礎石を固めるため、モルタルを礎石の基礎に入れる儀式です。工事を進める道筋をつけるという意味があります。

斎鏝の儀
礎石の周りに入れられたモルタルを鏝で均す儀式です。鎮定の儀でつけられた道を均すという意味があります。

斎槌の儀
槌で礎石をしっかりと打ち据える儀式です。斎鏝の儀で均された道を、更に強固なものにするという意味があります。

礎石埋納の様子(ダムサイトからの中継)
クレーンに吊るされたバケットからコンクリートを投入し、礎石と堤体が一体となるよう埋め込みます。

くす玉開披と万歳三唱
万歳三唱はダム式万歳で行いました。ダム式万歳とは、ダム工事関係者の間で行われている、ダムの式典や懇親会の締めで行われている万歳です。足を135度に開き、膝を90度に曲げ腰を深く落として、手の平を上に大地を持ち上げるようにして、体全体で下から持ち上げるように「バン、ズァーイ!」の掛け声で三唱します。
鳥羽河内ダム建設事業の情報は三重県ホームページ、各種SNSで発信しています。是非ご覧ください。