日本ダムアワード2017放流賞 丸山ダム授与式

水源地環境センター
名古屋事務所 石原 篤

水源地ネット1月号でお知らせした日本ダムアワード2017の放流賞を受賞した丸山ダム(岐阜県八百津町:国土交通省及び関西電力管理)で2月17日に記念品授与式が開催されました。

 当日は、日本ダムアワード実行委員会メンバーの佳(よっしー)さんを始め、炭素さんら総勢5名が来られ、受賞側からは、国土交通省中部地方整備局下村丸山ダム管理所長と共同管理者である関西電力今渡電力所の松永丸山ダム水路長らが出席されました。

 授与式前には、管理所長から丸山ダムへの来訪者が近年非常に多くなってきており、民間旅行会社も周辺観光資源も含めて見学ツアーを開催されているとのことで、ダムマニアの方々を始めとした各種情報発信が寄与しているのではないかとの話がありました。

 授与式は炭素さんの司会で始まり、ダムアワードを創設した経緯などの話を聞くことができました。放流賞プレゼンターの佳さんからは、ノミネートした9ダムの紹介がなされ、昨年12月に開催された日本ダムアワード2017の選考委員や観客ら155名の投票により、32票入った丸山ダムが見事に受賞したとのことでした。因みに次点は宮ヶ瀬ダム(神奈川県相模原市:国土交通省管理)で23票だったとのことでした。
佳さんは毎週複数回丸山ダムを訪れて写真を撮るなど、丸山ダムが大好きな方ですので、プレゼンに力が入ったことはいうまでもなく、今回の受賞もひとしおだったと思います。

 授与後は、管理所長と水路長のお礼の言葉などが述べられ、無事、授与式はお開きとなりました。

 その後は、丸山ダムの見学で、監査廊最下段から天端、ゲート巻き上げ機台上まで隈無く見学され、エレベーターシャフト内に残存している「なぞの止水栓」などが話題となりました。また、天端付近の見学中には雪が下流から吹き付けてきて、祝福の紙吹雪が舞っているようでした。

国土交通省中部地方整備局丸山ダム管理所
http://www.cbr.mlit.go.jp/maruyama/