2018.08掲載
国土交通省 中部地方整備局
矢作ダム管理所
矢作ダムでは、平成18年に策定された「矢作ダム水源地域ビジョン」を推進するため、水源地域の住民の方々や自治体等とともに『矢作水源フォレストランド協議会(以下、協議会)』を設置しています。
協議会では、毎年その内容を工夫しながら「奥矢作森林フェスティバル」を開催しており、今年度は初めて宿泊プランを盛り込み、6月23日(土)、24日(日)の2日間の日程で開催しました。
初日の23日は、水源地の魅力を味わってもらうべく、水源地の町村で一泊し、源流の碑見学やソーセージ作り体験、木工体験、BBQ、星空観察などを楽しんでいただきました。
2日目は、矢作ダムの貯水池「奥矢作湖」の右岸側にある「奥矢作レクリエーションセンター」をメイン会場として、例年大好評の「魚つかみ&塩焼き」、「炭化させた流木の無料配布」、「地元物産展」、地元市町村の「ゆるキャラ撮影会」などを体験いただくとともに、矢作ダムでは間近でダム放流を見学できる「ダム見学」を実施しました。
特に魚つかみは子供たちに大人気で、皆水浸しになりながら魚を追っていました。そして採った魚はその場で塩焼きに!おいしく味わっていただきました。
また矢作ダムの見学では、見学に合わせコンジットゲート(通常の洪水調節に使用するゲート)放流を実施し、皆、水しぶきを浴びながらも大きな歓声を上げていました。
今年度の奥矢作森林フェスティバルには、主に矢作川下流域から1,000人ほどの方が参加され、参加者アンケートでは、提出していただいた方の約94%が「楽しかった」と回答し、地域の魅力についても約81%の方が「伝わった」と回答されました。
毎年、協議会メンバーである地元の方々との話し合いを通じてイベント内容などを決めていることも、一般に受け入れられるイベントとなってきた要因ではないかと思っています。
今後も水源地の魅力や矢作ダムの役割などについて、楽しく、わかりやすく発信していきたいと思います。
矢作ダムやその周辺の「おでかけ情報」、「矢作ダムフォトスポット」等は矢作ダム管理所ホームページよりご覧いただけます。
http://www.cbr.mlit.go.jp/yahagi/index.php