１１月号編集後記

▲皇居ナイトラン 水源地環境センター周辺

　今月号の「いまなら見学出来る！工事中ダム」は霞ヶ浦導水事業を取り上げました。

　建設しているのはダムではなく、地下のトンネルですが、国土交通省ではダム事業として整理されています。

　この霞ヶ浦導水事業は、那珂川、霞ヶ浦及び利根川を連絡するトンネルを建設するもので、利根川水系の上流のダム群、中流域での貯水池、下流の湖沼開発や河口堰とともに広域的なネットワーク化による水融通を可能とし、首都圏の水利用に対応するものだそうです。

　秋の一日、地下５０ｍまで続く立坑など、普段、なかなか行けない場所へお出かけになってはいかがでしょうか。

　水源地ネットはダムとそのダムが所在する水源地域を中心に紹介し、ダムの恵みを受ける下流の皆様への情報提供とともに水源地相互間における情報共有の場を提供させて頂くことを目的としております。

　皆様からのダムや水源地域に関するタイムリーな情報をお持ちしております。皆様の引き続いてのご支援をお願い申し上げます。