度重なる災害の被災者に心を寄せて・・・
鳴子ダムライトアップを実施!!
国土交通省 東北地方整備局
鳴子ダム管理所
10月25日(金)~27日(日)に鳴子ダムライトアップを実施いたしました。 鳴子峡のライトアップとタイアップし、同時開催です。
参考HP:http://www.thr.mlit.go.jp/bumon/j74501/homepage/press/h31/pdf/19102401.pdf
今年の10月は東北の各地で豪雨災害が発生しました。
鳴子ダムでは9月末までこの10年間で一番の渇水となっており、貯水率10%だったこともあり、何れの出水でも洪水調節効果を十分に発揮し、下流河川の江合川を守ることができました。
参考:台風18号における鳴子ダムの効果
http://www.thr.mlit.go.jp/bumon/j74501/homepage/emergency/pdf/191004_kouzui.pdf
参考:台風19号における鳴子ダムの効果
http://www.thr.mlit.go.jp/bumon/j74501/homepage/emergency/pdf/191013_kouzui.pdf
鳴子ダムライトアップでは、このような状況に鑑み「被災者に心を寄せて」と題し、被災者応援メッセージを投影しました。
「がんばろう東北」や炎のアニメーションで彩った「私たちは負けない」などの文字を鳴子ダムの堤体に映し出しました。
また、鳴子温泉の名物である「こけし」の鳴子ちゃんも募金活動をしてくれました。
募金には多くのご賛同を頂き多くの義援金を頂くことができました。
ご協力頂いた皆様に感謝申し上げます。
義援金は、11月20日に大崎市長へ届けさせていただきました。
今回のライトアップでは、マスコミの取材こそ無かったものの、SNS等で知った方々が千人以上訪れました。
特に今年から始めたダム付替道路の本山トンネル(現在は廃道)ライトアップは、若者達の評判が良く多くのカップル等で賑わいました。
七色に染まるトンネルは蛍光灯にセロハンを貼っただけの簡素なものですが、神秘的でどこか心が騒ぐ雰囲気をかもしだしています。
道路(R108)からすぐに見ることができる「日本初の純国産アーチ『鳴子ダム』」。是非一度見に来てください。