国土交通省東北地方整備局
岩木川ダム統合管理事務所

岩木川ダム統合管理事務所が管理する“浅瀬石川ダム”と“津軽ダム”では、それぞれの立地市・村の2月のイベント時期に合わせてライトアップを行っています。

浅瀬石川ダムが立地する黒石市では2月4日(日)に藩政時代から続く旧正月の初売り行事「旧正マッコ市」の開催。2月3日(土)から2月11日(日)までは浅瀬石川ダム直近に位置する津軽伝承工芸館で「雪の降るさと2024」の開催、2月10日(土)は雪上でコマを回す「全日本ずぐり回し選手権大会」が開催、また、黒石市を全国にPRするために、黒石市民による自作の雪だるまを紹介する「私の雪だるまコンテスト」が2月22日(木)まで募集という冬のイベントが集中しています。そこで、浅瀬石川ダムでは2月2日(金)から2月12日(月)までの期間に、毎日17時から20時まで「冬のライトアップ」を実施しました。残念ながら「雪の降るさと2024」は雪不足のため大型雪だるま作りができず、実施直前にイベント自体は中止となりましたが、小型の雪だるまは随時作成し、展示していました。

レインボーカラーの浅瀬石川ダム

浅瀬石川ダムのピンクの建屋

浅瀬石川ダムに映し出すキャラクター動画

浅瀬石川ダムへ向かう道中から撮影

津軽ダムが立地する西目屋村では2月1日(木)から2月18日(日)まで「 乳穂ヶ滝 におがたき ライトアップ」を開催。2月17日(土)と2月18日(日)は「白神山地ビジターセンターふれあいデー」が開催。西目屋村にある道の駅「津軽白神」では「白神ピークス」という白神の食品や加工品のピーク(頂点)に関する文化体験フェスティバルの開催。こちらも冬のイベントが重なるため、津軽ダムでは集客が見込まれる「乳穂ヶ滝ライトアップ」期間内の2月9日(金)から2月18日(日)までの間、毎日17時30分から20時まで「冬のライトアップ」を行いました。

津軽ダムのレインボーカラー

カラーチェンジする津軽ダム

津軽ダム資料展示室前

津軽ダムパーク

浅瀬石川ダムでは、毎回好評をいただいているレインボーカラー。津軽ダムでは、5分毎にカラーチェンジをする演出。そして、カラーチェンジについては、今回もホームページとX(旧ツイッター)でカラーパターンの時間割を事前に公表し、来場者が見たい色の投影を寒い中で待つことなく予定を立てて来られるように情報提供しました。

津軽ダムのカラーパターンは冬をイメージする白と青の寒色、室内で暖をとるイメージのオレンジ、ピンク、イエローという暖色を取り混ぜ、さらにレインボーカラーを加えて作成しております。

ライトアップ時に上映している動画は、両ダムそれぞれのイメージキャラクター(浅瀬石川ダムはビーバーの「あっちゃん」、津軽ダムはクマゲラの「ペッカー君」)がクマタカと雪合戦をします。また、津軽ダムパーク内にはクリスマスライトアップでも好評だった「ダムパーク・イルミネーション」をライトアップ期間中に実施しました。32本の放射状のツリー型イルミネーションを庁舎壁面に配置。東屋の周りや、ダムパーク内の樹木のイルミネーションと合わせて光を灯しました。

今冬は少雪のため、各地でイベント中止や規模縮小に追い込まれ、雪を使うイベントの難しさが浮き彫りになりました。ともあれ、ダムに親しんでもらい、地元の活性化にも貢献したいという思いで企画した令和5年度のダムライトアップは、これをもって全て終了です。

事前に公表した津軽ダム「冬のライトアップパターン」