中部地方整備局 庄内川河川事務所小里川ダム管理支所
管理第一係長 上田 雅高
小里川ダムは、庄内川水系の支川、小里川の岐阜県恵那市山岡町と瑞浪市陶町にまたがる位置に、防災操作と河川環境の保全などのための流量の確保、並びに発電を行うことを目的に建設されました。
また、平成9年に「地域に開かれたダム」に指定され、自然を生かしたレクレーション活動の場として『見て、聞いて、感じる、ふれあいといこいの里』をテーマに、水源地域活性化のためダム周辺の整備が行われてきました。

↑小里川ダム全景
今年は水源地域活性化の取り組みの一環として、10/25(土)に「おりがわダムFESTA」、11/16(日)に「秋の湖周ウォーキング2025」を開催しました。
「おりがわダムFESTA」は、地元の岐阜県立瑞浪高等学校とともに、ダムやその敷地を活用した水源地域活性方策を検討し、学生のアイデア(キャンプ・スカイランタン®等)を実現したイベントです。
イベントの運営には実際に学生も参加し、約250名がイベントに来場されました。

↑キャンプの様子

↑スカイランタン®の様子
「秋の湖周ウォーキング2025」は、小里川ダム湖畔約5kmを地域案内人が同行し、地域の自然、文化、伝統とふれあいながら歩くイベントです。
平成19年より毎年実施しているイベント(令和2年のみ新型コロナウイルスの影響により中止)ですが、令和7年4月に発足した「小里川ダム地域活性化協議会」が今年の主催となり、「一般コース」・「親子コース」の2コースを作り、計55名が参加されました。
また親子コースでは、地元の中京高等学校の学生にも案内人として参加していただきました。

↑湖周ウォーキングの様子

↑参加者へ説明をする中京高等学校の生徒
このように、小里川ダムでは地域の方々、地元の高校生と連携しながら、水源地域活性化に向けた取り組みを行っています。
12/11(木)~12/17(水)にもダムライトアップを企画しており、12/13(土)は特別イベントとして、岐阜県立瑞浪高等学校の学生が作成した灯籠の設置、中京高等学校和太鼓部の演奏、キッチンカー設置、ライトアップ記念カード配布等を予定しております。
ぜひ遊びに来てくださいね!
<小里川のイベントに関する情報は以下からご覧いただけます。>
・小里川ダム管理支所HP:https://www.cbr.mlit.go.jp/shonai/origawa/
・小里川ダム管理支所Instagram:https://www.instagram.com/origawadam/