山形県内で3例目となる「河川空間のオープン化」指定~寒河江ダムを世界に誇れる観光地に~

国土交通省 東北地方整備局
最上川ダム統合管理事務所

東北地方整備局では、山形県西川町からの要望書の提出を受け、寒河江ダムやダム湖の湖面・湖岸の一部を河川敷地占用許可準則に基づく「都市・地域再生等利用区域」に令和8年4月17日付で指定しました。最上川ダム統合管理事務所が管理するダムでは、長井ダム、白川ダムに続く3例目の指定となり、これにより所管するすべてのダムが同区域に指定されたことになります。

「都市・地域再生等利用区域」(河川空間のオープン化)の指定により、河川敷地において民間事業者によるカヌーセンターを中心としたSUP(スタンドアップパドルボート)やHOBIE(ホビー)などのレジャー体験や、カフェ営業や物品販売等の収益活動が可能となります。また、ダムの関連施設や湖面を活用したイベント開催など、地域の魅力を活かした多様な利活用が可能となり、寒河江ダムへの注目度向上や観光需要のさらなる高まりにつながることが期待されます。

また、寒河江ダムにおける河川空間のオープン化の指定は、東北地方においては河川を含めて6番目の事例となります。令和8年4月24日には、西川町の寒河江ダム(月山湖)湖畔に整備されたフェリシア月山カヌーセンターにおいて指定書交付式が開催されました。

西川町は、2024年に国連世界観光機関(UNWTO)から「ベストツーリズムビレッジ」に選出されるなど、世界に誇れる観光地として高く評価されています。西川町では寒河江ダム周辺の豊かな自然環境や景観資源を活用するとともに、フェリシア月山カヌーセンターを拠点としたアクティビティを提供することで地域社会・経済のさらなる活性化を目指しています。

今回の「都市・地域再生等利用区域」の指定により、河川敷地内におけるイベント開催や飲食物・物品販売施設の設置に加え、キャンプ場や・グランピング施設、サウナ施設など新たな滞在型観光コンテンツの整備も可能となります。寒河江ダム関連施設をはじめ既にオープン化されている長井ダム、白川ダムなど周辺の観光資源との連携を一層深めることで、西川町の更なる観光振興及び地域活性化につながることが期待されます。

■最上川統合管理事務所HP:https://www.thr.mlit.go.jp/mogami/index.html