国土交通省 東北地方整備局
岩木川ダム統合管理事務所
令和6年10月31日(木)、津軽ダムのダム湖を活用した水陸両用バス『津軽白神号』(企画実施:一般財団法人ブナの里白神公社・旅行部門津軽白神ツアー)は、今年の営業を終了しました。この運行は平成29年に開始し8年目になり、10月に乗車7万人を達成しました。
令和6年は年間で7,545名が乗車され、運行開始以来8年間の累計では71,007名が乗車しています。
また、水陸両用バス乗車に「津軽ダム内部見学」がついたスペシャル運行は、令和6年度で6年目となりました。こちらは、5月から毎月第4金曜日の午前と午後の2回実施し、年内で延べ12回、乗車人数は225名、6年間の累計は1,238名となりました。今年度のスペシャル運行は運休になることもなく乗車率94%と高く、全国14の都道府県からの観光客が参加するなど好評のうちに終了となりました。昨年度は大雨によるダム貯水位の上昇や運行ルートの通行止めにより運行本数がやや少なくなりましたが、今年度は天候による運休は4本と少なく天候に恵まれた年となりました。ただし、運行に適した天候ではありましたが、6月末までの降水量が少なくダム湖の水位が運行基準水位を下回る恐れがあったものの、その後の降雨により最後まで運行できました。
今年度の利用者状況は、青森県内からの参加者がもっとも多く約7割となっており、次点で首都圏の約1割となっております。また、海外からの観光客も約1%参加されるなど、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、順調に客足が回復しております。
西目屋村を訪れる多くの方々がダム見学を楽しみ、ひいては水源地域活性化に繋がるよう、西目屋村並びに一般財団法人ブナの里白神公社・旅行部門津軽白神ツアーと連携して、来年度も引き続きスペシャル運行を実施してまいります。
津軽ダムの取水塔について説明しています。
コンジットゲートを外から見て歓声があがりました。
天端から前身である目屋ダムが見えています。
今年度最後のスペシャルツアーの皆様を見送り。