国土交通省 東北地方整備局
岩木川ダム統合管理事務所

ダムに設置している堤体照明は、夜間に地震が発生した際など、夜間の点検が必要な場合にダム堤体や周辺の安全を確認するための照明設備で、ダム管理において重要な役割を担っています。

青森県黒石市にある浅瀬石川ダムでは、この照明に高圧ナトリウムランプを使用していましたが、カーボンニュートラルやSDGsなど世界的なトレンドを背景に需要が減少し、生産中止となったことから、故障時の対応が困難となるため、令和6年度にこの照明をLED化する工事を行っています。この工事は令和7年3月に完了する予定で、工事期間にあたる12月のクリスマスと1月~2月の冬のライトアップは残念ながら中止となりました。

これまで、浅瀬石川ダムのライトアップは、既存の照明にカラフルなセロファンフィルムを貼り付けたレインボー配色で実施しておりましたが、色の変化はありませんでした。今回のLED化により、今後は季節ごとに配色を変え、さらに色の変化も楽しめるようになります。

初お披露目となる令和7年の春のライトアップは、昨年同様に周辺地域のさくらまつりに時期を合わせて実施する予定ですので、地域のさくらまつりとともに、新しくなった浅瀬石川ダムのライトアップを是非見に来てください。

試験点灯(グラデーション配色)

試験点灯(より鮮やかに、しかも色が変化します)