国土交通省 東北地方整備局
岩木川ダム統合管理事務所
農林水産省及び国土交通省は、毎年7月21日から31日までを「森と湖に親しむ旬間」と位置づけ、イベントを中心とした様々な取り組みを昭和62年度より実施しています。この旬間は、国民の皆様に森林や湖に親しんでいただくことで、心と体をリフレッシュしながら、森林やダム等の重要性について理解を深めていただくことを目的として定めたものです。
岩木川ダム統合管理事務所が管理する浅瀬石川ダムでは7月6日(日)、津軽ダムでは7月19日(土)と20日(日)の2日間、森と湖に親しむ旬間イベントを実施しました。
浅瀬石川ダムで開催された「浅瀬石川ダム ダム湖ふれあいデー」は、昨年までは7月末に開催していましたが、一昨年には青森県で「熱中症警戒アラート」が発令されたことによる中止、昨年は大雨の影響を受けるなど、天候に左右されていたため、実行委員会の協議により時期を早めて開催されました。
当日は午前中に霧雨が降る天候でしたが、午後には好天となり、1500人を超える来場者が訪れる盛況ぶりとなりました。ステージイベントやダム堤体・発電所見学ツアー、カヌー巡視体験に加え、実行委員会構成団体ごとに多彩な終日イベントコーナーが行われ、来場者の方々を楽しませていました。
カヌー巡視体験
ダム堤体・発電所見学ツアー
ステージイベント
終日イベントコーナー
津軽ダムで開催された「津軽ダムサマーフェスタ」は、ダム立地村である西目屋村内で開催された「にしめやランド2025」の併催イベントとして、「第36回白神山地ビジターセンターふれあいデー」とともに開催され、西目屋村全体を盛り上げました。
当日は好天に恵まれ、こちらも多くの方にご来場いただきました。ご好評をいただいているダム見学会やダム効果模型実験、カヌーによる湖面巡視体験等に加え、今年は津軽ダム周辺の生きものを観察できるコーナーを設け、来場者の方々に楽しんでいただきました。
津軽ダム見学会
津軽ダムのいきもの観察コーナー
また、両イベントとも熱中症対策としてミストファンの設置や塩分補給用の飴の配布などが徹底され、体調を崩す方もなく安全にイベントを終えることができました。イベントを通して、ダムの役割の周知や地域の活性化につながればと思います。