
国土交通省 東北地方整備局
岩木川ダム統合管理事務所
令和7年10月1日(水)、2日(木)の2日間、津軽ダム及びその周辺で、青森県救助救護検討会(ARA)による「救助技術展示会」が実施されました。
この展示会は、消防活動技術の一つである救助技術の面において、未経験の状況を想定した対応力の向上を目的とした訓練イベントです。青森県救助救護検討会は、県内外の消防職員による有志団体であり、昨今の消防分野における多種多様な災害に柔軟に対応できるよう、消防活動技術について日々研究を重ねているとのことです。
本訓練は津軽ダムにおいては令和4年度から継続して実施されており、今年で4回目の開催となりました。
当日は100名以上の参加者が集まり、各チームに分かれて訓練に取り組んでいました。ダム堤体にロープを設置し、ダムの急斜面を登り降りする訓練や、要救助者役の方を安全に救出する訓練など、迫力ある実践的な内容が展開されていました。




ロープを用いた救助訓練の様子
津軽ダムという特殊な形状を活かした訓練は、参加者にとって貴重な経験となったようです。
今後も津軽ダムでは、地域の安全・安心に貢献できる取り組みを支援してまいります。